昔のエントランスサインは、ドアや壁などの表面に塗料で文字やロゴマークなどを直接描いていましたが、現在ではカッティングシートを用いるのが主流になっています。
あらかじめ用意しておいたシートを貼るだけなので、直接描くよりも作業時間が短くて済むのが特徴です。
カッティングシートは、裏に粘着剤の付いたシートに文字や図柄などを印刷し、それをカットしたものです。
素材は塩化ビニール製のものが多く、コンピュータ制御のプリンターを使って印刷するため、カラーや書体のバリエーションも豊富です。
カッティングシートは、透明なガラス扉などにエントランスサインを表示する際に使用すると特に視認性が高まります。
文字の輪郭が鮮明になるほか、鏡文字になりますが裏側からも読み取ることができます。