エントランスサインにはさまざまなバリエーションがありますが、立体感を出すことで人目を引きたい場合によく使われるのが、切り文字です。
オフィスから飲食店などの商業施設まで、いろいろな場所のエントランスサインに採用されています。
切り文字とは、文字を1字ずつ切り出して壁や扉などに並べて貼り付けるタイプの標識デザインです。
素材は木材やアクリルなどが昔からおなじみですが、カッティング技術が発達した現在ではステンレスなどの金属もよく使われます。
切り文字による標識は文字が浮き出して見えるため、離れた場所からでも高い視認性が実現できるという利点があります。
また、光を当てると文字の厚みの分だけ影ができるので、照明を工夫することでドラマチックな演出を加えることも可能です。