オフィスの防災設備として欠かせないのが火災を知らせる機器で、熱感知器は名称の通り出火時の熱を感知して知らせてくれる機器です。
周囲の温度が一定の温度に上昇した時に感知を行うシンプルな仕組みのものもありますが、火災のように急激な温度上昇の時のみに知らせてくれるタイプもあります。
そのため、オフィスの場所や用途に合わせて使い分けることができます。
注意点として、熱感知器が熱を感知した時はすでに出火しある程度火の勢いが強まったあとです。
早期の防災という観点からは煙感知器よりも能力が低いので注意しましょう。
煙感知器の場合は壁からの距離や天井面に設置するよう基準が定められていますが、熱感知器の場合は壁からの距離などは定められておらず、自由な位置に設置可能です。